胆石症の解説

胆石症とは

肝臓自体の病気ではありませんが、肝臓の検査を行うと同時に異常が出る病気です。

胆石を持っている人は多く、中高年では一般的な病気です。
胆石とは、胆汁が石のように固まったものです。
肝臓から産生される胆汁をいつでも使えるように濃縮して貯蔵する胆嚢という部位に多く見られます。
他、肝臓と消化管をつなぐ胆道とよばれる道に存在することもあります。

胆石があること自体で、症状がでることはありません。
しかし、食後に胆石発作とよばれる発作性の痛みを引きおこします。
これは、食事による胆嚢収縮の影響で安定した場所にいた胆石が、細い胆嚢管や総胆管などと呼ばれる部位に嵌頓することで起こります。
右脇腹の痛み、右背部の痛み、悪心を伴います。

このような発作を放置していると、胆嚢炎や胆管炎という重症な感染症を進行させることとなります。
治療は胆嚢を摘出する手術が一般的です。
他にも胃カメラを使って、石を腸管に引っぱり落とす方法もあります。